こんにちは、キャンプやアウトドアをする際にファイヤースチールを使用している方、多いと思います。
火花をキャッチ、着火できる火口、何を利用していますか?
ネットを調べると麻紐や、ティシュ、、など色々出てきます、中でも麻紐を利用している方多いと思います。簡単に100均で入手でき、簡単に着火できる万能な素材ですね!
でもやっぱり!どうせなら山で採取をした素材を使って着火しようでないか!ってなわけで今回は山で火口を採取する採取方法、普段僕が採取をしている採取方法を紹介します。
火口とは?
火口とは何か?
まず読み方ですが、”火口”とかいて”ほくち”と読みます。
では”ほくち”とはなにかですが、火を起こす際に
火打石で火をおこすとき,最初に火を燃上がらせるために用いる物。です。
ファイヤースチール、火打ち石で起こした火花、いきなり木には着火できません。なのでいったん燃えやすい素材に着火をして、だんだん火を大きくする、いわゆる、火を育てることをするわけです。
火口はどこで採取できるのか?
そうこれが今回の重要部分ですが、杉林があればどこでも採取できます。
※採取する場合には土地の所有者の許可を得てください。
こんなごくごく普通の森林ですね、日本の山には多くの杉が植林されていますので比較的簡単に見つけることができます。
何が火口に適しているか
そう、火花を火に変える火口ですが、何が適しているかというと燃えやすい素材、簡単に手に入るものとしては麻紐などが100均なので手軽に手に入ります。しかしそれでは自然を楽しむアウトドア楽しくないのでもうひと手間、採取の苦労をしましょう(笑)
杉林に今回来ましたが、さぁどの素材が火口に適しているでしょうか、
正解は木の幹です
木には針葉樹と広葉樹、簡単に分けて二つに分けれます、針葉樹の木の幹は手で簡単に剥がれます。その中でも特に繊維質な木の幹、”杉”の木の幹です、似たような気の幹で”ヒノキ”もありますが、ヒノキの木の幹はパラパラと剥がれ繊維質ではありませんので不向きです。
採取を行いましょう。
実際に、”ヒノキ”と”杉”ですが遠くからでは見分けがつきにくく近くに行って実際に手でめくってみてください。簡単に剥がれます
ヒノキ
杉
近づいてみれば一目瞭然です、遠くからではわかりづらいですが、
杉でも、指で簡単に剥がれる幹だけを採取します。
めくると裂けるチーズのように簡単にシュルルルルと幹が剥がれます。
こんな感じに簡単にスルスルと剥がれます。気持よく剥がれてくれます。
山に入って5分もたたないうちに結構な量が採取できました。
しかしこのままでは火花を受け止めることができません、そして水分を含んでいるので着火できることはないでしょう。
採取した幹の加工と乾燥
採取した幹は繊維質です、その繊維を壊さないように縦に裂いていきましょう
ある程度裂けたら次ま丸めてモコモコの綿状にします。もうここまでくれば
手のひらで丸めるようにグリグリとすると、出来上がり!
すると、もう9割は完成ですあとは乾燥させれば出来上がり!
こんな感じにモミモミして繊維状の団子ができれば出来上がりです、
あとは焚火をしながら火のそばで乾燥させてやるか、日光のあたる場所で乾燥させれば完成です!
ね?簡単でしょ、これでアウトドアが少し楽しくなりますね!
youtubeに動画アップしていますそちらもご覧ください。